JAZZ用語事典【その他の用語】

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ニューポート・ジャズ・フェスティバル（Newport Jazz Festival）
1954年から米国ロードアイランド州ニューポートで開催されるようになったジャズ・フェスティバル。
プロモーター、プロデューサーのジョージ・ウェインがニューポート在住の資産家Elaine Lorillardに依頼され、
アメリカ最初の野外ジャズ・フェスティバルとなり、やがて全国規模のイベントとなる。
72年からは場所をニューヨークに移し、世界的にも注目を集める盛り上がりを見せるが、
ジャズの衰退と共に81年からはニューヨークとニューポートに分かれ、その規模は次第に縮小されていく。

マンデイ・ナイト（Monday Night）
直訳では月曜の夜のことだが、通常ジャズ・クラブや劇場は月曜が定休日。
マンデイ・ナイト・オーケストラ（リハーサル・オーケストラ）、マンデイ・ナイト・ギグとは、
クラブが休みの日に格安料金で客を入れ、リハーサルとして公開、ミュージシャン側には
ノーギャラか少額のギャラで運営されるバンド、コンサートを婉曲に表現したもの。
60年代後半のヴィレッジ・ヴァンガードで行なわれた、サド・メル・オーケストラ、
ドナルド・バード、デューク・ピアソンのオーケストラなどが有名。

モントルー・ジャズ・フェスティバル(Montreux Jazz Festival)
かつての、世界三大ジャズ・フェスティバル（ニューポート、モンタレー、モントルー）のうちの１つで、
ヨーロッパで最大規模のジャズ・フェスティバル。
スイスのレマン湖畔のモントルーで67年、モントルー・カジノで開催されたのが始まりで、
次第に規模を拡大し、一大イベントとなる。
ここ十数年はジャズだけでなく幅広いジャンルの音楽フェスティバルといった感があり、
ジャズファンにとっては痛し痒しといったところか?
日本では、68年のビル・エヴァンスのライブ・アット・モントルーの珠玉の演奏と、
レマン湖シヨン城の印象的なジャケット写真でモントルーの名は一躍有名になった。


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