JAZZ用語事典【ハ】

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      ム メ  ヤ ヨ   ワ ヲ ン


矢印イメージ ジャズスポット コンサート・ホール
矢印イメージ レコード会社
矢印イメージ その他の用語

パーソネル(Personnel)
全人員の意味。
ジャズのレコードやコンサートではその演奏者全員のこと。
最近ではレコーディング・スタッフ、製作スタッフを含める場合もある。

ハードバップ・ジャズ(HARD BOP JAZZ)
⇒ ジャズ・スタイルの歴史>ハードバップ・ジャズ(HARD BOP JAZZ)

ハーフ・バルブ(Half Valve)
トランペットなどのピストン・バルブを使用する楽器で、切り換えるピストンの位置を
中間の位置にして共鳴する音の周波数を曖昧にし、唇でピッチを連続的に変化させるテクニック。

パブロ・レコード
⇒ レコード会社>パブロ・レコード(Pablo Records)

バルブ・トロンボーン(Valve Trombone)
通常のトロンボーンはスライドによって音をコントロールするが、この楽器はトランペットと同様、
ピストンバルブにより演奏する。

---------バンド・スタイル-----------------------------------
バンド(楽団、楽隊)演奏のスタイルには様々なものがあるが、ジャズ演奏ではほとんどが以下のものに大別される。

ビッグバンド(フルバンド)ジャズ
1920年代、主にダンス用のバンドとして多人数のバンドが現れ、
スウィートミュージックと呼ばれる弦楽器を含む編成などの一方、
ジャズバンドとしてはトランペット、トロンボーンのブラス(金管楽器)とサックス、
リズムセクションからなるいわゆるビッグバンドに次第に定型化されていく。
その過渡期にあたるのがフレッチャー・ヘンダーソン・オーケストラで、
ニューオリンズ・ジャズスウィング・ジャズの変遷を辿ることができる。
40年代の、スウィング全盛時代には4トランペット、4トロンボーン、5サックス、
4リズム(ピアノ、ドラムス、ベース、ギター)の17人編成を原則とする現在の編成の原型ができ、
60年代までにほぼこの編成に統一されていく。

コンボ・ジャズ(COMBO JAZZ)
少人数編成のバンド。
リズムセクションに、ソロイストとして2〜3人の管楽器奏者を加える程度の編成で、
アンサンブルよりはソロ重視の演奏スタイル。
鑑賞用の器楽音楽としては、ビバップ以降にこのスタイルが定着する。

ビッグ・コンボ
コンボジャズ(本ページ参照)とビッグバンドジャズ(本ページ参照)の中間で、
通常7〜8人程度のメンバーで演奏するスタイル。
フルバンドの簡易版として使用される場合と、コンボにモダンな厚いサウンドを付加する場合がある。
レギュラーとしてこのスタイルで主なものは、チャーリー・ミンガスジェリー・マリガンなど。
営業用の簡易フルバンドは、特にナイン・ピース・バンド(Nine Piece Band)と呼ばれ、
それ用のお手軽な譜面も用意されていた。


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