JAZZ用語事典【ク】

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クインテット(Quintet:五重奏または五重奏楽団)
⇒ バンド(楽団)の人数構成>クインテット(Quintet:五重奏または五重奏楽団)

クラスター・ヴォイシング(Cluster Voicing)
音塊。2度の不協音程*を多用する和声。

グリッサンド(Glissando)
指定の音から指定の音までを滑らすように半音階、または音階的に
急速に演奏すること。
ポルタメント

クール・ジャズ
⇒ ジャズスタイルの歴史>クール・ジャズ

クルーナー(Crooner)
1920年代以降、マイクロホンの発達により声を張り上げずとも歌声が通るようになり、
男声バリトンで静かに歌い上げる歌唱法が現れる。
このようなスタイルのポップス歌手をクルーナーといい、
ビング・クロスビー、フランク・シナトラ*、トニー・ベネットなどが代表だが、
初期においては白人のみのスタイルだった。
黒人でこのスタイルを始めたのはビリー・エクスタインが初めてで、
この後にナット・キング・コールなどが続き、黒人でもこのスタイルは定着していく。

クレオール(Creole)
元来は1803年に仏領ルイジアナをアメリカが買収する以前からの移住者の子孫である、
フランス系アメリカ人のルイジアナ居住者のこと。
これが、カナダからの仏系の独自文化を持つ移住者ケイジャンや一時期スペイン領だった頃の
スペイン系、アフリカ系の混血など、ひいては異人種間の混血により生まれる独自文化のことまで
拡大解釈されるようになった。
ジャズの発祥地とされるニュー・オリンズはこの地域にあり、
中米からの移民によるスペイン、インディオ系、元々のフランス、スペイン系と黒人など
様々な人種のるつぼとなり、ダイナミックな混合文化の中でジャズは生まれる。

クレジット(Credit)
クレジット・カードのクレジットと同じ単語だが、
著作物においては、その帰属承認やその著作者、演者のリスト表示のこと。

クローズド・ヴォイシング(Closed Voicing)
オープン・ヴォイシング
密集位置和声、略して密声ともいう。
1オクターブ以内に配置された和声。
Cluster Voicing(音塊)(本ページ上参照))とは別。

クロマティシズム(Chromaticism)
半音階の使用、多用。



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