1937~ 59年イーストマン音楽学校、61年マンハッタン音楽格好修士課程 卒で、本格的にクラシックのコントラバスを学んだベーシストの草分けの一人。59年にプロデビューし、キャノンボールなどと 共演、ポール・チェンバースの後がまとしてマイルス・デイヴィスに抜擢され、頭角を現す。大胆なモダン・スタイルのベースラインが特徴でハービー・ハンコック、トニー・ウィリアムスとのリズムセクションはジャズ史上最高といってよい。 マイルスのグループ退団後もV.S.O.Pなどでハンコックとの親交も続くが、自己のグループも。CTI時代のつながりでラテン音楽への造詣も深く、ラテン音楽のミュージシャンからは「ラテンをちゃんと出来るジャズ・ベーシストはロン・カーターしかいない。」との評価も。 |
(Patrao,1980) 有名なアルバムではないが、チェット・ベイカーと楽しそうにサンバをやっているのはぜひお薦め。 |