1935~1969 「ザ・リズム・セクション」といえば、マイルスのグループのレッド・ガーランド(p)フィリー・ジョー・ジョーンズ(dr)と、この人のこと。50年代後半の当時のリズムセクションは、悪く言えばまだジャム・セッションに 毛が生えた程度で、グループ・コンセプト(バンド全体の演出構成、特に複数ソロイストのソロの構成)が 確立していない時代だが、このリズムセクションは管楽器のソロのバック、ソロイストの変わり目などで しっかりとサポートしている。 チェンバース自身は、ランニング・ベース時のラインもすばらしいが、ジャズでは珍しいアルコ奏法のソロが 特徴的。学生時代はチューバを演奏、49年からウッド・ベースに転向、54年にはプロとして活動を始め、 55年にはマイルスのバンドへ。 ⇒マイルス・デイヴィス ⇒フィリー・ジョー・ジョーンズ ⇒レッド・ガーランド |