JAZZ用語事典【コ】

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      ム メ  ヤ ヨ   ワ ヲ ン


矢印イメージ ジャズスポット コンサート・ホール
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黒人霊歌(Negro-Spiritualまたは単にSpiritual)
奴隷としてアメリカ大陸に連れて来られたアフリカ系アメリカ人は、
人種差別により黒人専用の教会に分離され、
ヨーロッパ文化の産物である賛美歌を彼らの民族的伝統で作り変え、
独自のスタイルの教会音楽を生み、黒人霊歌と称される。

ゴスペル(GospelまたはBlack Gospel)
元々は福音という意味で、20世紀に入り、スピリチュアル(下記黒人霊歌参照)を元に
商業音楽の影響も受け、様々なスタイルが生まれるが、原則としては
ヴォーカル・コーラスが主体となり、神への感謝の念を唄うもの。
教会でも、エンターテインメントとしてクラブでも唄われたが、
黒人教会の宗教的メッセージを必ず伴なうものとされていた。
最近では映画「Ray」で、レイ・チャールズが世界的シンガーとなる過程で
ゴスペルをポップスとして唄い、
黒人社会から猛反発を受けるシーンが印象深い。

コットン・クラブ
⇒ ジャズスポット コンサート・ホール>コットン・クラブ

コモドア・レコード
⇒ レコード会社>コモドア・レコード(Commodore Records)

コーラス(Chorus)
1.合唱、合唱隊、合唱曲、合唱部分などのこと。
2.上記合唱部分から転じて歌曲などが繰り返される部分の一単位のこと。
歌詞の「一番」「2番」の番に相当する部分。
ジャズはリフレイン形式で演奏されることがほとんどなので、
主題(テーマ)に続き、アドリブ部分はこの主題部分の伴奏が繰り返される上に築かれていく。

コルネット(Cornet)
トランペットの前身とでもいうべき楽器。
コルネットの方がベルに向かってなだらかな開きを持ち、やわらかい音色を出す。
ジャズでは、トランペットの持ち替え(ダブリング)として使用されることが多い。
ナット・アダレイが専門、日本では日野 皓正がこの楽器にこだわりをみせている。

コンコード・レコード(Concord Records)
 ⇒ レコード会社>コンコード・レコード(Concord Records)

コンサート・キー(Concert Key)
本来の音名、実音のこと。
管楽器などさまざまな移調楽器では音名*が移調*されて記譜されるが、
さまざまな移調楽器が混在する場合、混乱を招かぬよう本来の音名で記述する場合に用いる。
単に、in Cとかin Concertと表記することも。

コンテンポラリー・レコード
⇒ レコード会社>コンテンポラリー・レコード(Contemporary Records)

コンピング(Comping)
伴奏を意味するAccompanyからの略語、俗語でCompとなったらしい。
通常は単なる伴奏ではなく、和音で打楽器的(Percussive)な伴奏をすることを指す。

コンボ・ジャズ(COMBO JAZZ)
⇒バンド・スタイル>コンボ・ジャズ(COMBO JAZZ)


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