1911~1987 その草創期からほぼ生涯をカウント・ベイシー・オーケストラで過ごし、「刻みギター(Rhythm Guitar)の神様」と言われた人。飄々とした風貌で刻みギターに徹し、決してソロを取らなかったが、ベイシーの盟友であり、なくてはならないバンドの重鎮であった。現存のレコードでは、「Live at Carnegie Hall 1938, Benny Goodman」のHoneysuckle Roseでグッドマンに突然振られて、ソロを取るグリーンが聴ける。昔の学生たちはLi’l Darlinの最初の第一音で彼のテンションの効いたアルペジオに一喜一憂したものだ。 |