1918~2001 戦後から60年代にかけてのジャズを大きくリードしたプロデューサー。 第二次大戦中の軍の慰問コンサートやそのラジオ中継から、ライブ・コンサートとそのライブ録音をレコードにするアイデァを得て、一連の有名なJATP(Jazz At The Philharmonic)の公演を行なう。 この公演の模様は当初、マーキュリー・レコードからリリースされたが、1956年にグランツ自らがヴァーブ・レコードを設立し、そこにまとめられる。グランツはこのレーベルを61年にMGMに売りスイスへ移住、 引退生活に入るが、この間に一流ミュージシャンのほとんどといっていいくらいの多数のミュージシャンを 起用する。73年にプロデューサーに復帰、パブロ・レコードを設立し80年代中頃までレコーディングが続く。 |