1910~2004 スウィング時代のベニー・グッドマンに匹敵する人気を誇ったクラリネット奏者、バンドリーダー。 13歳で楽器を始め、16歳からはプロとしてバンドに入り、ツアーを続けた。 30年代中盤には自らのバンドを率いて、Begin the Beguine、Stardustなどのヒットを生み、 グッドマンのKing of Swingに対してKing of Clarinetと称された。 黒人女性のビリー・ホリデイを専属歌手として始めて起用したことでも有名。 クラシック音楽にも造詣が深く、レナード・バーンスタイン*率いるニューヨーク・フィルと カーネギー・ホールで共演している。 戦後、スウィング・ジャズの衰退と共に小編成のバンドも組むが、 54年には演奏の質を維持できなくったとして、引退を宣言、ヨーロッパへ移住。 バディ・リッチ*は若い頃、このバンドに在籍していた。 |