1924~1981 ケニー・ドーハム、イリノイ・ジャケー、ディジー・ガレスピーなどと共演後、キャノンボール・アダレイのグループで名を馳せ、それに続いて66年からのオスカー・ピーターソン・トリオでの活躍が有名。サイドメンとしての活動が中心だが、数枚のリーダーアルバムも。 ベース奏者のリーダーアルバムは得てして奇抜な企画物になることも多いが、正統派ハードバップ・スタイルが信条のようで、78年、モダン色を加味し、ネオ・バップとでも名付けるべきアルバム、“Visitation”をリリースしている。このアルバムでは、米在住時代の日野皓正(Cornet)、若き日のボブ・バーグもフロントとして採用され、すばらしい演奏を残している。 キャノンボール時代に“Del Sasser”という曲も書いており、今も他の人にカバーされるオリジナルとなっている。 |
(Visitation) |