レイ・ブラウン(Ray Brown)

1926~2002
ビバップ初期以降のジャズの歴史を体現するかのような人生を歩んだベースの巨匠で、
独特の強いビート感が特徴、今も根強いファンを持つ。

ピッツバーグ生まれで、若くして地元でプロ活動を始めるが、
ニューヨークでのビバップの勃興を聞きつけ、矢も楯もたまらずニューヨークへ進出、
ガレスピー・バンドのメンバーの座を射止める。
アート・テイタムチャーリー・パーカーらとの共演もはさみながら、
ガレスピー・バンドの同僚のケニー・クラーク*、ミルト・ジャクソン*、
ジョン・ルイス*らと“Modern Jazz Quartet”(M.J.Q)を結成。
その頃やはりガレスピーのバンドの歌手だったエラ・フィッツジェラルド
47年に結婚する。(52年、離婚)
49年、プロデューサー、ノーマン・グランツの目に留まり、
あの歴史的なJ.A,T.P.コンサートに参加、そこでオスカー・ピーターソンと知り合い、
51〜66年の長期に亘りコンビを組むことになる。

66年以降は西海岸に居を移し、テレビの音楽番組のプロデュース、
オーケストラ演奏が主な仕事になり、シナトラ*、ビリー・エクスタイン他多数の有名歌手と共演する。
オスカー・ピーターソン


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