ギル・エヴァンス(Gil Evans)

1912~1988
カナダ、トロント生まれのピアニスト、作曲家、編曲家。
40年代末からマイルス・デイヴィスらとの共作でクール・ジャズを提唱し、
その後もよりモダンなジャズへの大きな影響力となった。

少年時代にアメリカに移り住み、41〜48年は師ともいえる
クロード・ソーンヒル・オーケストラでアレンジを担当。
そこで出会ったマイルスやジェリー・マリガンらと「クールの誕生」を録音。
その後もマイルストの共作、マイルス・アヘッド、ポーギー・アンド・ベス、
スケッチ・オブ・スペイン、クワイエット・ナイツなどをリリース。

60年代に入ると一時期活動が滞るが、70年代に若手の協力を得て
ラテン、ロックの分野に進出、83年からはスウィート・ベイジル*で
マンデイ・ナイト(Monday Night)・コンサートを行なうようになり、
88年の彼の死まで続くことになる。

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